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雪国暮らしの研究所オンラインイベントレポート vol.7 〜竹の子のひみつ&山菜保存の知恵〜

みなさん、こんにちは。
雪国暮らしの研究所の本田と吉越です。

先日行った雪国暮らしの研究所オンラインイベント〜竹の子のひみつと山菜の保存〜のイベントレポートをお伝えいたします!

今回は、山菜をテーマに取り上げるのはラスト!
前回、前々回は雪国で食べられている山菜の調理方法や雪国の人にとっての山菜とは?を深掘りしてきました。
今シーズンの山菜も残りわずか…。そんな中でも、雪国の竹の子「根曲がり竹」について深掘りしました。オンラインイベントでお伝えしきれなかった竹の子レシピについてもご紹介しますのでお楽しみに!!


【たけのことは?】

漢字で書くと「竹の子」「筍」ですが、たけのこはその名の通り、竹の芽です。「竹の子」は、数種類存在する竹の芽の総称のこと。
「筍」という字には一瞬(10日間ほど)で「竹」までに成長してしまい、旬はすぐ過ぎてしまうという意味があるそうです。こんなに成長が早いにもかかわらず、竹の寿命は百年以上とも言われています。不思議ですね。


【雪国のたけのこ「根曲がり竹」】

根曲がり竹の由来は、産地のひとつである信越地方や東北地方は雪が多く、チシマザサの芽が伸びてくる頃に雪の重さで根元が曲がってしまうことから「根曲がり竹(ねまがりたけ)」といわれるようになったそうです。
別の地域では姫竹などとも呼ばれるそうです。


【根曲がり竹の剥き方】

①たけのこの上3分の1を折る
②折った裂け目から縦に皮を割くように剥く
詳しくは、雪国暮らしの研究所YouTubeもしくはインスタグラムをご覧くださいませ。


【根曲がり竹のレシピ】

山菜マスター小野塚さんおすすめ
〜たけのこのトースター焼き〜
1)たけのこを軽く洗う
2)皮ごとトースターへ 500wで7分ほど焼く
3)味噌もしくは七味&マヨネーズをつけて食べる

HATAGO井仙・ryugon総理長の桑名料理長おすすめ
〜たけのこの味噌煮〜
作り方
1)竹の子の皮を剥き、節を除いて食べやす大きさに切る 
※皮を剥いてからすぐに加工しないと鮮度が落ち、アクが回るそう
2)味噌・砂糖・醤油一緒に炊く
ryugonでは山菜のこしあぶらも一緒に炊いています
鯖の味噌煮と同じような甘塩っぱい味付けでお酒のアテにももってこいです!

長野県民の郷土食
〜たけのこ汁〜
材料:たけのこ、玉ねぎ、鯖缶
お味噌汁を作る要領で、たけのこ・鯖缶を入れる。
研究員の吉越は、長野県出身で地元の野沢温泉村では「竹の子祭り」や中学校では「竹の子狩り」という行事もあるほど竹の子は、今の季節の食卓の定番になっています!



【山菜の保存】

山菜保存の方法は、冷凍・乾燥・塩漬け。
山菜の多くは、冷凍にすることが多いそうです。


【山菜の保存方法】

1)下処理 ついている泥などを落とす
2)茹でる さっと茹でるのがポイントです!約30秒ぐらい
3)新聞紙に広げて冷ます
ポイント 水でシメてはいけない!…山菜の風味が全て水に溶け出してしまうそう。
4)真空で保存
  ジップロックで真空にして冷凍


まだまだ山菜を楽しみたい方には、むらんごっつぉのランチやディナーがおすすめです。
ぜひご予約をお待ちしております!

今回のイベントの様子は雪国暮らしの研究所YouTubeでも配信しておりますのでご覧くださいませ。

次回のイベントは、7月12日(火)20:00~です。
次回から火曜日開催になりますのでお間違いなく!

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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