過ごし方

雪国の暮らしを知る旅〜牧之通りを散策〜

新緑の季節らしいらしい暖かな日差しの日が多くなってきました。ryugon周辺では、木々や草花はこの季節を待ち望んでいたかのように青々と茂っています。
高い山にはまだまだ残雪の風景が残っており、例年では見られない新緑×雪景色を楽しむことができます。

今回は、そんな外に出かけるのが心地よい季節におすすめの過ごし方をご紹介いたします。

ryugonから車で約10分、e-bikeを使えば25分程度のところにある牧之通りには雪国の暮らしや日常を感じられるスポットがあります。

牧之通りとは、南魚沼市塩沢出身の鈴木牧之に由来した場所です。鈴木牧之は生涯にわたって「雪国」での暮らしや日常、言い伝えなどを書籍に残し、雪の降らない地域の人々に伝えようと活動していた方です。
そんな鈴木牧之について学んだり、現在の雪国の生活を垣間見れるのが牧之通りです。

牧之通りには、立派な雁木通りがあります。雁木とは、家屋の軒を道路上に張り出した通路のことで、雪が降った際は歩行者が積雪のないところを歩けるようにしたものです。
雪が降る地域だからこそ発展してきた暮らしの知恵でもあります。

そんな雁木通りの中には、塩沢に酒蔵を構える青木酒造の売店も。
鈴木牧之が残した北越雪譜に登場する「雪男」をデザインしたお酒やグッズなどが並んでいます。お土産を買うために立ち寄ってみるのもおすすめです!

牧之通りから一歩中に入った「つむぎ通り」には、塩沢のメイン産業でもある織物について学んだり、体験ができる「塩沢つむぎ記念館」があります。
ここでは、塩沢つむぎがどのようにしてできたのか、糸を作るまでの作業についてスタッフの方が説明をしてくださいます。
また、昔ながらの機織り機で自分だけのオリジナルのコースターやランチョンマットを作ることができます。一本ずつ自分の手で織っていく作業はなかなか体験することができません。完成に近づくと愛着がわいてきてどんなお皿をのせようか、お家でどのように使おうか想像するのも楽しくなってきます。
ぜひこの地の暮らしを体験しながら旅が終わったあとも雪国の文化を楽しんでもらえればと思います。

今回紹介した牧之通りでの過ごし方は、雪国暮らしの研究所のYouTubeでも近々公開予定です。
そちらも合わせてご覧いただければと思います。

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