外の気温も徐々に上がり始め、夏の一歩手前といった気候が続いています。
ryugonでは、中庭が新緑に輝き、ガーデンテラスは芝桜が咲き誇り、いよいよ夏の訪れを待つばかりといったところです。

そんな魚沼の新緑を楽しむ雪国ガストロノミーのメニューが変わりました！
当館ではお食事を年5回変えており、春は「早春」と「深緑」の2つに分かれています。
早春メニューでは、雪の下から芽吹いた灰汁の少ない山菜を使用した料理を、深緑の季節には、春の遅い時期に出る山菜やアスパラ・たけのこなど今時期が旬の野菜などを使った料理をご用意しています。

雪国で多く取れる竹の子は、「根曲がり竹」と呼ばれています。竹の子の芽が伸びてくるころに雪の重さで、根が曲がってしまうことからその名がついたと言われています。
雪国では根曲がり竹が一般的で、私も雪国育ちなのですが、小学生の頃には「竹の子狩り」という行事があり、収穫した根曲がり竹を使って竹の子汁を作って食べた思い出があります。
そんな、雪国の旬の食材を使った深緑メニューをぜひお楽しみいただきたいと思います。

また、今の季節はryugonのダイニングから深緑の風景を眺めることができ、雪国の暮らしや日常を料理を通してお楽しみいただくことができます。
料理のひとつひとつに雪国の知恵が隠されています。そんな料理の中に隠れている雪国のひみつを探しながらお食事を楽しんでいただきたいと思います。

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