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第3回雪国暮らしの研究所イベントレポート!「休日の朝ごはんをごちそうにする雪国の知恵レシピ 〜古漬けを使ったアレンジレシピ〜

皆さんこんにちは。
雪国暮らしの研究所の本田と吉越です。

2月18日に第3回目の雪国暮らしの研究所オンラインイベント〜古漬けを使ったアレンジレシピ〜を行いました。

今回の講師は、関アツ子さん。雪国に住み、ryugonで行っている「土間クッキング」でお客様に料理を教えているお母さんです。

今回は、雪国の定番の漬物「野沢菜」と「たくあん漬け」をこの地域ならではのアレンジの仕方を紹介しました。
この地域では、秋の終わりにかけて各家庭で野沢菜やたくあん漬けを作り始めます。
昔は、冬になると食材が取れないため、雪が降る間、漬物は食卓に欠かせない一品でした。
2月〜3月にかけては、すっかくなった(すかっく・・・酸味が増えて酸っぱくなること。この地域の方言です)漬物を塩抜きして、別の料理にアレンジしています。
作り方は、それぞれの家庭によってさまざまだとか。
今回は、野沢菜とたくあん漬けのアレンジレシピについてお話をまとめてみました!


<古漬けアレンジ>

野沢菜で作る「煮菜」編

魚沼の地域では「にな」と呼んでいる野沢菜を使った煮物です。
新潟市の方では、「にいな」と呼び、冬菜と酒粕を使った料理のことを言います。同じ新潟県内でも呼び方や作り方が違うんですね。
関さんのレシピは、醤油、味醂、打ち豆、油揚げを材料とし、分量は関さんの目分量だとか。長年作り続けてきたので、きっちり分量を測ったことはなく、自分の感覚で味を決めているそうです。
魚沼の人は煮菜を作るときはストーブに煮菜の鍋をかけて煮ています。こうすることで芯までしっかり火が通って食べやすくなるそうです。



たくあん漬けで作る「たくあんきんぴら」編

たくあんきんぴらを作るために漬物をつける人も。
漬物アレンジの定番であるたくあんきんぴらですが、その作り方も各家庭によって少しづつ違うそうなんです!
関さんのお家では、生姜と鷹の爪を入れています。生姜を入れるといいアクセントになって、ご飯のお供にも、お酒のアテにもマッチするそう。鷹の爪は、きんぴらを長持ちさせるために入れています。
雪国の一般家庭では50本も100本もたくあんをつけているお家もあります。中には、たくあんきんぴらを食べたいがために漬物を作っているご家庭もあるそうです。


実際に作っている動画はこちらからご覧いただけます!

次回の雪国暮らしの研究所オンラインイベントは、3月18日(金)20:00~スタートです。
ご予約は、HATGAO井仙 もしくは ryugonホームページからご予約をお待ちしています。

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