春らしく、気温が高い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
湯沢(南魚沼)もようやく春の訪れを感じられる季節となりました。
今回は、先日行った第4回雪国暮らしの研究所オンラインイベントを紹介します。
【冬も美味しく過ごす知恵!】
雪国暮らしの研究所では、この地域の暮らしや文化についてお伝えしています。カフェイベントやYouTubeでの動画配信などを行ってきましたが、よりこの地域ならではをリアルに伝えられるようにと、月一回オンラインイベントを開催しています。
今回は、関アツ子さんを迎え、この地域の「山菜の保存とアレンジレシピ」について紹介しました。
雪国では、春の恵みといえば「山菜」です。雪を割って出てくる山菜は、苦味の元となるアクが少なく食べやすいのが特徴。そんな山菜を1年中食べられるように保存しているのもこの地域ならではですね。
関さんによると、保存の方法は4つ。乾燥、塩漬け、冷凍、発酵。
今回紹介した「こごめ(こごみ)」は、冷凍にしています。ただ冷凍すればいいというものではありません。冷凍の仕方にもポイントがあるので、ぜひ最後までブログを読んでくださいね!
約1年冷凍していたこごめですが、解凍してみるとまるで採れたてのようなシャキシャキ感。私もこの地域にいながら山菜はあまり食べる方ではないのですが、これこれ!春の味だ…と久しぶりに食べた山菜に感動しました。
そんなこごめを使ったアレンジレシピは、ご飯のお供に、お酒のお供にピッタリの3品をご紹介していただきました。
【こごめのおすすめおつまみ】
①こごめの胡麻和え
材料:こごめ、甘味噌のすりごま
こごめの食べ方の定番です。すりごまの風味とシャキシャキとした食感の山菜が合わさってご飯がすすむ一品です。
②こごめのナムル
材料:こごめ、ごま油、麺つゆ、唐辛子、のり
関さんオススメの食べ方です。調味料の分量は、お好みでとのこと。これはぜひ淡麗辛口の南魚沼のお酒と一緒にお楽しみください。
③こごめ&シーチキン
材料:こごめ、ツナ缶、麺つゆ
家庭でも手軽にできる一品です。関さんは使うツナ缶までこだわっているそうです。パスタを加えて春の山菜パスタもオススメです!
【こごめの保存方法】
1)収穫した山菜の下処理
山菜についている泥などを落とす
2)茹でる
さっと茹でるのがポイントです!約30秒ぐらい
3)新聞紙に広げる
ポイント水でシメてはいけない!…山菜の風味が全て水に溶け出してしまうそう。
4)真空で保存
ジップロックで真空にして冷凍
【今年の山菜を、いち早く食べてみませんか?】
これから雪が溶け山菜がたくさん採れる季節がやってきます。
HATAGO井仙、ryugonではそんな山菜の収穫体験や山菜を使ったディナーを楽しむことができる「山菜ツアー」を4月25日から開催しています。
詳しくは、
こちらをご覧くださいませ。
【次回オンラインイベントは4月15日!】
第5回の雪国暮らしの研究所オンラインイベントは、4月15日20:00スタートいたしますのでぜひご予約をお待ちしております。
詳しい内容は、後日HATAGO井仙・ryugonのホームページでご案内いたしますのでご覧くださいませ。