2日目 雪国魚沼のパワースポットを巡るサイクルツアーへ
早めの朝食を食べてから、予定していたサイクルツアーに出かける。車から荷物をおろし、バイクの準備を始める。ここ雪国魚沼は知る人ぞ知るロードバイクの聖地。2000m級の山々の連なりを眺めながら、美しい田園風景が広がる魚沼平野を走りぬけるこの爽快感は都会ではなかなか体験できない。さらに今回は社寺仏閣が多いこの地方ならではの名所をまわるパワースポットめぐりをすることに。
出発は朝9時。午前中はゆっくり昇る太陽の日差しを感じながら、約50キロのコースをゆっくり走る。ここ魚沼は農道も多く、車の往来や信号も少ないので、気持ちよく走れる。昔ながらの町並みが再現された牧之通りでは青木酒造の前で記念撮影。昨日バーで飲んだお酒の酒蔵だ。さらに1時間ほど走り、上杉謙信ゆかりの普光寺の毘沙門堂へ、参拝をすませたあとは、境内の近くにある地蔵清水にも立ち寄り、美味しいお水がを頂く。
更に少し走り、魚沼市の小出地区へ。ここはこの地域の中でもラーメンの名店ぞろいの激戦区。思いっきり体を動かしたあとに飲む濃いめの醤油味がとっても美味しく感じる。午後は越後三山を背にしながらさらに50キロを走る。東洋のミケランジェロと称されるという石川雲蝶の作品が見れる西福寺開山堂では、寺の天井に見事な彫刻が施されており、その迫力に圧倒されてしまった。次に立ち寄ったのは八海山尊神社。神社までの登り坂を抜けると、澄み切った空気が迎えてくれる。修験の山ということもあり、凛とした空気に包まれる。小休憩には八海醸造が運営する魚沼の里へ。コーヒーショップで入れ立てのコーヒーとここオリジナルのバームクーヘンを頂く。この場所は緑も多く、横になれる芝生もあり、一日ゆっくり過ごすのにも良さそうだ。ツアーの最後は以前から気になっていた八海神社の「夫婦杉」へ。1つの根から2本の幹が寄り添う姿から名付けられたそうだ。夫婦で巡る今回のサイクルツアー。最後に旅のよい想い出もできた。
ryugonに戻り、早速温泉へ。ここ六日町温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で疲労回復効果があるという。じっくりあったまった後は、フロントで予約したマッサージを受けることに。体がほぐれていく感じが本当に気持ちいい。静かな空間の中で程よい疲労感を感じながら夕食前に一眠り。
目が覚めるとあたりはすっかり暗くなっていたので、今夜の夕食は徒歩10分ほどで行ける飲食街へ。今日一日で地元のこともだいぶわかってきたし、今夜は地元民の気分でローカルな居酒屋でしっかり地酒も堪能しようと思う。